「歌って弾く」とは?・・・その2
ピアノで歌うということの本当の意味が分らず、自分では一生懸命歌ったつもりになっている人が、ピアノ学習者のほとんどだそうです。
つまり歌った音とは、聴いた音であり、その聴くことの訓練が、ピアノのおけいこである、ともいえるます。
このことが分ると分らないとでは、ピアノを弾くことに天と地ほどの開きができてしまうそうです。
基礎の段階で分らせなければならないこの重大なことを、分らせる努力をせず、ただ子供の弾くにまかせて、無意識に通りすぎてしまうために進度が上がれば上がるほど、ますます問題のポイントがつかめず、手直しレッスンに終始し、本人は正しい弾き方がよく分らないまま動きの訓練をしているわけで、このことが、ますます技術偏重に拍車をかけることになり、ピアノを専門に志した人は、多かれ少なかれ、みな、そういった茨の道へとふみ込んでいくことになるのです。
この現象はすべて基礎の手抜きにあり、またこのことが、そんなに重大なこととは思っていない指導者の認識不足によるものだそうです。