「歌って弾く」とは?・・・その1
読譜による内容の理解が正しいタッチに通じる、ということは、1つずつの音を歌って弾いていくことができて、はじめていえる言葉です。
それゆえ、歌って弾くということが、どういうことか理解されないと、この奏法の実現は難しいようです。
「歌って弾く」とはただ気持を入れることではありません。
また自分は歌ったつもりでも、それが実現できていなければなんにもならないのですから、歌った音が出ているかどうか、聴く耳がなければならないのです。
歌った音とは、音のひびきからひびきへのつながりにあるのですから、その音のひびきを聴かないで、そのつながりの分るわけがないのです。