某アイドルが吹き替えをした映画 5
『バグズ・ライフ』・『アンツ』
この映画、軍事政権の樹立を目論む将軍が出てくるわ、人(虫だけど)はバタバタ死ぬわで、こちらはかなり政治色が濃厚。
大人向けの風刺劇といったところか。
両作ともコミュニティー-国家の危機を背景にしていて、非力だが自立心は旺盛な主人公がそれを救うという展開なんだけど、位相は微妙に異なる。
『バグズ』のアリ社会が楽園=一致団結して守るべきものと描かれているのに対し、『アンツ』のアリ社会は全体主義に覆われており、挙国一致を煽動する者こそが敵というふうに描かれる。
これはつまり、民主主義に対する共和党と民主党の位相の違いなわけで、アメリカはこの二極を漂っている国なのだとあらためて気づかされる。
作品としての出来はイーブン。
強いて言うなら、前者は能天気に過ぎて、後者は理屈が先に立ちすぎるかな・・・って、これはまさに両党の支持者の気質そのまんまじゃないですか。
けっこう深い話でしょ。
虫だけど( ゚ω゚ )